「ちびまる子ちゃん」地方テレビ局のエンドテロップ風

2021年3月16日

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私はこのブログでたびたび「ちびまる子ちゃんと同い年です」と言ってきました。ということは、必然的にさくらももこさんとも同い年ということになるわけで、さくらさんが亡くなられたと聞いたときは、もう本当にショックで頭が真っ白になりました。ここのところ私の大好きな人の訃報や大きな災害が立て続けにあって、心が落ち着かない日々が続いています。今日も大きな台風がやって来ようとしていますが、被害が少ないことを願うばかりです。

気持ちの整理がつくのに少し時間がかかってしまいましたが、さくらももこさん追悼、アニメ「ちびまる子ちゃん」のトリキリエンドテロップを描きました。地方のテレビ局のエンドテロップ風です。

今回はオレンジの紙に描いたのですが、ロゴの部分は白フチが均等にならなくて、あまり綺麗に仕上がりませんでした。まるちゃんの似顔絵をちゃんと描いたのは初めてかも知れません。コピー用紙に下描きを描いてみましたが、いざ描いてみるとものすごく難しい…目や口のバランスがちょっとでも崩れると全然似なくなってしまいます。さくらももこさんは生前、まるちゃんの絵を描くときに必ず鉛筆で丁寧に下書きをしていたそうで、「こんな単純な絵だけど、こうやらないと私の絵にならないから」と言っておられたというのをどこかで読みましたが、描いてみてそれがよくわかりました。

地方のテレビ局のエンドテロップ風に描いたつもりだったんですが、それならもっとまる子の顔が崩れて、コレジャナイしょっぱい感じを出したほうがいいというコメントをツイッターでいただきました。確かに私もそうだと思いましたが、ちょっと今回は私の思い入れが強すぎて、まるちゃんの顔を崩して描くことができませんでした。地方のエンドテロップ風なら本当は「おわり」とか愛想のない書き方にするべきとも思いましたが、フジテレビはちびまる子ちゃんをこれからも放送し続けるとコメントを出してくれていたようなので「おわり」ではなく「次回をお楽しみに!」にしました。いろいろ思いが入ってしまったので、地方のエンドテロップ風になりきれなかったのは申し訳なかったです。私も好きな分野なので、また何か違う題材で、こんどはちゃんと地方のエンドテロップ風を描いてみようと思います。

最後にさくらももこさん、楽しい作品をたくさんありがとうございました。天国でヒデキと会えているといいですね。ご冥福をお祈りいたします。

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