太陽にほえろ!のタイトルと出演者テロップ(模写)
「太陽にほえろ!」は子供の頃、大好きだったドラマです。
タイトルロゴも、オープニングテーマ曲も、出演されていた俳優さんも、とにかく何もかもがカッコよくて、昭和の小学生たちのココロをわしづかみにしていました。友達と追いかけっこをするときも、ドラマの真似をして“♪チャラチャ~チャチャラ~”と、テーマソングを歌いながら走ったりしたものです(笑)。
夕陽をバックにこのタイトルロゴが起き上がってくると、おお~今から始まる~!って感じがしたものです。
タイトルロゴは極太角ゴシックです。あまりに綺麗なので写植なのか手書きなのか判断がつきかねますが、番組スタートが昭和47年ということと、出演者のネームスーパーが手書きなのを見るに、タイトルロゴも手書きなのではないかと勝手に推測しています(笑)。綺麗な極太角ゴシックを書いた後、虫食い状に文字を欠けさせることで、刑事ドラマの殺伐とした雰囲気をうまく表現しているように思います。
ネームスーパーは、役名が丸ゴシック、俳優さんの名前が明朝体です。実際のテロップはワンショット(画面に出ている人がひとり)のスーパーでしたが、模写のものは3人ずつにしてみました。ボス、山さん、ゴリさんです。twitterを始めてすぐの頃に書いたもので、紙の形がテロップサイズじゃないのですが、ご容赦ください。「露」「雷」という字の「あめかんむり」のバランスが難しいです。
マカロニ、ジーパン、テキサスは同時に出てくるはずはないのですが、勝手に夢の三者共演にしてみました。勝野さんの「野」が綺麗に書けなかった…。
長さん、殿下、トシさんです。トシさんも後から加入したので、こちらも勝手に夢の三者共演です。「下」「川」「平」「小」「井」は難しいですね。
画数の少ない文字のほうが簡単かなと思われるかもしれませんが、意外と画数の多い文字のほうがバランスは取りやすいです。「下」「川」「平」「小」「井」などの文字は、目の錯覚で、上に上がって見えたり、細く見えたり、小さく見えたりしてしまいます。文字によってちょっと下気味に書いたり、気持ち大きく書いたりして、バランスを取っています。
当時は映画会社がドラマを作っていたりして、(太陽にほえろ!は東宝テレビ部、出典:Wikipedia)これも映画のタイトルさんが書いておられたのでしょうか。むかしの映画のネームスーパーもすごくて(というか映画がそもそも先、テレビはだいぶあとなんですが)達筆なものや綺麗な文字のものがたくさんあるので、またの機会に紹介できればと思います。
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