謹賀新年テロップと新春スターかくし芸大会(模写)

2021年3月16日

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1月も半ば過ぎになってしまいました。実はお正月にひどい風邪をひいてなかなか治らなかったのですが、ここ数日でやっと良くなりまして、今頃のごあいさつです。皆様あけましておめでとうございます。今年も昨年同様楽しく手書き文字を書いていきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたしますm(__)m

さて、新年一枚目は「謹賀新年」のカラートリキリテロップ(オリジナル)です。

むかしのローカルテレビではお正月になると、こういった「謹賀新年」や「賀正」などの文字にテレビ局のロゴが入った静止画テロップがよく使われていました。これは架空のテレビ局「モフテレビ」でお正月にオンエアーされたという設定で書いてみたものです。今になって下書きと見くらべてみると、下書きの犬の土鈴のほうが丸っこくてかわいいく書けている気がします。いやーイラストは難しいですね…。

こちらは「’85新春スターかくし芸大会」のテロップです。わたしが子供の頃、かくし芸大会はお正月の一大イベントでした。売れっ子のアイドルやタレントさんたちが、いつ練習してるんだろうと思うくらい上手にいろんなかくし芸をするのを、すごいなぁと思って見ていました。このタイトルロゴの書体は年号だけ変えて結構何年も使われていたようです。「春」の「日」の中が花のようになっていますが、何の花なのかよくわかりません。クローバーのようにも見えます。春なら梅とかが良いんじゃないかと思いますが…別にいいんですけどね。ちょっと気になったもので(笑)。

で、かくし芸大会といえば、みなさんいろいろ好きだったものがあると思います。堺正章さんのテーブルクロス引きや、井上順さんのインディジューンズなどの映画のパロディ…。でも、わたしが一番好きなのは何といっても学園ドラマに出てくるハナ肇さんの銅像です。毎年学園ドラマは変われども、ハナさんの銅像は必ず出てきていました。全身深緑の銅像に扮したハナさんは、バケツの水をぶっかけられたり、たわしでこすられたり、鼻や口にいろんなものを突っ込まれたりしてひどい目にあうというのがお約束でしたね。大御所のハナさんですが、銅像なので文句が言えないというところも、おもしろポイントでした。

子供の頃のお正月は、なにか今よりも神聖でおめでたい感じが強くあったように思います。テレビも年末年始の特別番組がめじろ押しで、なんだかよくわからないけど毎日ウキウキワクワクしていました。いま「謹賀新年」のテロップを見てもなんとなくワクワクするのは、あの頃のお正月の特別な感じがよみがえってくるからなのだと思います。

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