「スターどっきりマル秘報告」タイトルロゴと中森明菜さんのどっきりのテロップ(模写)

7月13日は中森明菜さんのお誕生日でした。これまで何回か「わたしはちびまる子ちゃんと同い年」と言ってきましたが、ということは中森明菜さんとも同い年なわけです。同い年なのに、なんでこんなに仕上がりが…とか思ったりしますが、まあそんなことはどーでもいいんですけどね(笑)。

さて今回は「スターどっきりマル秘報告」について書いてみたいと思います。まずはメインタイトルから。

みなさんおなじみのタイトルロゴですよね。とにかくマル秘を大きく強調したロゴになっています。

こちらはエンドテロップ、“金曜おもしろバラエティ”の枠のときのもの。メインタイトルと違って横一列に並んでいます。

ちなみにこれは番組スタート当初のタイトルロゴ。昭和50年台でしょうか。実はこちらを先にツイッターに載せたんですが、なんかイマイチ反応が薄いな~と思ったら、ロゴが古すぎたんですね(笑)。でもこのロゴがベースになって、新しいロゴに進化していったんだろうなというのが推察できます。

さてここでタイトルロゴとアニメーションの関係についてちょっとお話したいと思います。

覚えておられる方も多いと思いますが、マル秘が大きい方のタイトルロゴは、文字が「スター」「どっきり」などのブロックごとに飛んでくるアニメーションになっています。初期の頃このアニメーションは、「DVE」というもので作られていました(後に3DCGになっていきます)。

ディー‐ブイ‐イー【DVE】[digital video effect]

《digital video effect》デジタルビデオ効果。アナログ情報のビデオ映像をデジタル化してコンピューターに入れ、画面の分割、部分の縮小・拡大などを行う画像処理システム。画像の重ね合わせが自由にできるほか、平面の図形を三次元化したり、それを回転させたりなどの操作も簡単に行える。(デジタル大辞泉より)

DVEが使われるようになってから、簡単なアニメーションが手軽にできるようになりました。最初のロゴはエンドテロップに使っているような横一列のものだったと思います。それをDVEで動かしてマル秘が大きいあのタイトルロゴにしたと推察されます。

私が教わったころ、タイトルロゴというものは、決めの静止画をバチッと読みやすく作りなさいと言われていました。解像度も低く画面に映る時間も短いので、小さすぎる文字があると読めないからです。でもアニメーションが手軽にできるようになってからは、動かしている間に読ませて、動き終わりの形をタイトルロゴにすればいいじゃないかという風になっていったように思います。

もし私がこのロゴを作れと言われたら、昔教わったことやらバランスやらが気になってしまって、こんなにマル秘を大きくしたロゴは作れなかったでしょう。動きをつけられるようになってロゴの作り方や考え方も変わっていった感じがします。

※これは私の体験に基づく推論で、マル秘報告のロゴが実際そうなのかどうかはわかりませんので、あしからずご了承ください。

あ、すみません。中森明菜さんのどっきりのテロップの話をしないといけないですね。だいぶ脱線してしまいました。

サブタイトルです。「ドリフ大爆笑」などでおなじみの、フジテレビのバラエティらしい文字。明菜ちゃんということで、点が丸になっていたり「説」のところはハートになっていたりといろいろ工夫されています。

内容を説明するテロップ。いまではこういった1~2行の説明テロップはパソコンのフォントで作られます。でも、「何も知らず~明菜登場」の「~」なんかは手書きでピャッと書くと雰囲気が出ますね。大・大成功の「成」の点を星にしたりするのも手書きだと簡単です。

慣れてる人だと1枚2~3分で書くことができたんじゃないでしょうか(もっと速いかもしれません)。中森明菜さんのどっきりのテロップは全部で16枚あったのですが、もしゲストが6人だとすると単純計算で16枚×6人=96枚になります。他にもテロップを使うでしょうから、ざっと一つの番組で100~150枚くらいのテロップが必要だったということになります。すごい枚数です。当時のタイトルさんは本当に大変だったと思います。

当時でも写植にすることもできたはずですが、すべて手書きにするというところに、フジテレビのディレクターさんたちの強いこだわりが感じられます。テロップにこだわるというところは今のフジテレビのバラエティにも受け継がれている感じがしますが、そういう細かいこだわりは見てる人にもきっと伝わってると思うので、大事にしていってほしいなぁと思います。