「アメリカ横断ウルトラクイズ」のテロップ模写(おまけ付き)
私が小学生の頃、木曜スペシャルで画期的なクイズ番組が始まりました。その名も「アメリカ横断ウルトラクイズ」。知力、体力、時の運!18歳以上であれば誰でも参加できて、うまくいけばハワイやアメリカ本土に行ける…!?飛行機どころか新幹線にも乗ったことのない当時の私は「ああ、早く18歳になってウルトラクイズに参加したいなぁ…。ニューヨークに行きたいかー!おー!」と、夢見ていたものでした。しかしそれから歳月は流れ、自分の知力・体力を顧みるにつれて「ああ、こりゃだめだ、とてもじゃないけど飛行機に乗るところまで行けないな…」と考えるに至りました(笑)。でも今となっては、たとえ1問目で落ちたとしても、1回くらいチャレンジしておけば良かったかなと思います。後楽園球場の○×クイズを体感したかった…(^_^;)。
と、懐かしいことをいろいろ思い出したところで、ウルトラクイズのロゴの模写をご覧ください。
見つけた資料は第7回のものです。この独特の文字は当時最先端のコンピュータ文字に寄せているのかなと思います。ウルトラクイズは番組のファンの方ももちろんですが、この文字のファンの方も相当多いようで、11island (@11island)さんから「フリーフォントがありますよ」と教えていただきました。ありがとうございます!
何とも味のある手書きロゴでした。フリーフォント化されて、今や人気フォントです。”これを何と読む!”https://t.co/I0DGNtMdxE pic.twitter.com/BPPjoAMlL3
— 11island (@11island) 2018年10月10日
フォントを作るのだけでも大変なのに、それを無料で使えるようにしてくださっているというのはホントにすごいですね!種類もたくさんあって、作者の方の情熱を感じます。興味のある方はこちらのサイトをのぞいてみてはいかがでしょうか(ご利用についてはフォントの提供元サイトの説明をお読みください)。
さてウルトラクイズの内容ですが、まずは後楽園球場での○×クイズ。1問目で知り合いに電話をかけて答えを教えてもらおうとしてる人がいたりしましたが、私は「そんなんでニューヨークに行けるわけないやろ!」とテレビの前で突っ込んでおりました(笑)。○×クイズに勝ち残ると、無情のジャンケン!負けた人は腹いせに徳光アナウンサーをピコピコハンマーでどついていましたね(笑)。
勝ち残った人は晴れて飛行機に乗れるというわけですが、ホッとするのもつかの間、機内では恐怖のペーパークイズが待っています。これが「東京→グァム[第1チェックポイント]」。時の運関係なし!本当の実力が試されます。これでふるい落とされると、グァムの地を踏むことも許されずに、そのまま東京へ帰ることとなります。
次に進んでも気が抜けません。第2チェックポイントのグアムでは「どろんこクイズ」が待っています。不正解だとハワイに行けないうえにドロだらけという恐ろしい(笑)クイズです(敗者復活あり)。敗者はドロまみれのまま、この「東京直行」プレートの下に座らされます。
勝者はハワイへ行くことができます。この「楽しいハワイ行」のプレートの下に座ることができるんですね~。
このプレート、実寸は60cm✕30cmくらいの金属製のものだと思うので、タイトルさんの仕事ではなく、大道具や小道具を作る部署の仕事だろうと思います。いつかはこの憧れのプレートの下に座ってみたいと思っていましたが、今となっては叶わぬ夢…。なんとか当時の雰囲気を再現できないか、リアルで無理ならミニチュアを!ということで、ミニチュア作りにチャレンジしてみました(笑)。
紺色の画用紙に、テロップと同じく白のポスターカラーで書いています。スタンドは100均の針金です。ミニチュアってあまり作ったことないんですが、やってみると楽しいですね!我ながらいい感じに出来上がったなぁと自画自賛しています(^^)。「楽しい」の丸ゴシックが踊ってるみたいで本当に楽しそうですよね。あと「行き」ではなく「行」となっているところに時代を感じます。
今回のウルトラクイズのテロップ模写とおまけについては、ツイッターでの反響がとても大きく、今でもウルトラクイズのファンの方は本当にたくさんおられるんだなぁと実感しました。関連情報もたくさんいただきましたので、次回まとめて書いてみたいと思います。
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