【雑記】手書き文字とフォント

みなさま残暑お見舞い申し上げます。しかしもう8月も終わりだというのに、この暑さ…一体いつまで続くんでしょう?もう毎日ヘトヘトです(^_^;)

さて今日は、ここのところちょっと気になった事を。

手書き文字をツイッターに載せると時々「素晴らしいフォントですね!」というコメントをいただくことがあります。めちゃめちゃ嬉しい!やったー!と思いながら、「ん?フォント?うーん…ちょっと違うんだけどな~」とモヤッとしたりします(笑)。

他にもいろいろツイッターを眺めていると、どうやら「文字」イコール「フォント」だと思われている方が結構多いことに気づきました。ということで、ちょっと「フォント」についての解説をしようと思います。

「フォント」とは

活字で、同一の書体・大きさの、大文字・小文字・数字・記号などの一揃い。または、コンピューターで使われる書体データのこと。(デジタル大辞泉より)

というわけで、もともと「フォント」とは活版印刷に使う「活字」のことでした。

(写真:Wikipediaより)

これが活字です。金属などでできていて、昔は一文字一文字拾い集めて組み上げて印刷していました。同じ書体の一揃いが「フォント」だったんですね。(活字についてのWikipediaのページ)。

それが現在、印刷といえば、ほぼコンピューター(デジタル)の文字データになりました。なので今では「文字データ」イコール「フォント」と言って良いかと思います。

(もっと詳しく知りたい方はWikipediaのこちらのぺージをご覧ください。)

「フォント」は「あああああ」のように全く同じ形の文字をいくつでも表すことができます(↓フォントの例)。

手書きは書くたびに微妙に形が違ってくるので、全く同じ形の文字を書くということはできません(↓手書きの例)。

言うなればフォントはデジタル、手書きはアナログということで、意味合いとしては真逆のものになります。手書き文字を見て「素晴らしいフォントですね」と言っていただいたのがモヤッとしたのはそういうことだったのです。

 

でも「手書き(風)フォント」っていうのがあるじゃないか、あれは何?と思われた方、いらっしゃいますよね。そうなんですよ、これがまたまぎらわしい言い方で…。こちらの無料で使える!FONT FREEさんのサイトのように、最近は本当にたくさんの「手書き(風)フォント」というのが出ているんです。

FONT FREEさんのサイトより)

「手書き(風)フォント」は、“だれかのクセ字っぽい手書き文字をデジタルのデータにしたもの”と言ったらいいでしょうか。出来上がりが文字データなので、これは手書きではなくフォントになります。(既存の明朝体やゴシック体のような書体も、データのもとになる文字は手で書いていますが、ここで言うところの手書きとは区別して考えるものとします)

うーん、でもやっぱりよくわからない…とおっしゃる方に、手書きかフォントかを見極める方法をひとつ。手書きかフォントかわからないその文章をよーく見て、その中に同じ文字があれば、形を見くらべてみてください。フォントならその文字は全く同じ形をしています。線の太さやバランスなどが微妙に違っていれば手書きです。

(探してみても同じ文字がない場合…判別は難しいです、すみません。あと、ものすごく上手な手書きの方だと同じ文字でもほとんどわからないくらい同じように書けていることがありますが、その場合も判別は難しいです…汗。)

手書きとフォントの違い、ざっくりでしたがなんとなくわかっていただけましたでしょうか(書いている私が、こんがらがりそうになりますが、笑)。ちなみにわたしは手書き文字のツイートをしておりますが、実はデジタルも便利で大好きなんで、しょっちゅう使ってます。手書きは手書きの良いところ、フォントはフォントの良いところがあり、両方使いこなせればすごく面白い良いものが出来ると思っています。

あと、ツイッターに「#それはフォントじゃない」というタグがあって、街やお店の手書きの看板などをツイートしている方がたくさんおられますので、文字好きな方は一度ご覧になってはいかがでしょうか。きっと素敵な文字に出会えると思いますよ\(^o^)/